非常停止スイッチの布教
はじめに
この記事はmstdn.maud.io Advent Calendar 2019の(おそらく)18日目の記事です。 昨日はするすすすすすすすさんでした。
概要
非常停止スイッチいいよーって記事です。
自己紹介
うぃすたー(@wister_fl)と申します。普段は高専ロボコン部とプログラミングラボ部の兼部でそれっぽい回路やったりそれっぽい制御書いたりしてます。
非常停止スイッチについて
非常停止スイッチとは、高専ロボコンにおいてロボットへの取り付けが義務付けられているものの1つであり、工業機械などによくついてる赤いアレです。 電源ラインにかませるなどして、いざというときにすぐに電源を落としてマシンの暴走を止めるために使用されることが多いです。
非常停止スイッチの仕組み
非常停止スイッチは主にプッシュロック・ターンリセット型1のb接点2のスイッチであることが多いです。
このため、「ヤバイ」と感じた瞬間に電源を切ることができるように作られています。また、ターンリセット型にすることで、衝撃やヒューマンエラーによる意図しない導通を防ぐことができます。
非常停止スイッチの良いよってところ
ここからは、非常停止スイッチの良いところ(本来の使用用途外も含む)を紹介していきたいと思います。
使い心地がいい
まずなんと言ってもこれです。押すときに「カチッ」という音が鳴るのと回したときにスッと戻ってくる感覚は他のスイッチにもありますが、手にギリギリ収まらない設置して使うタイプの大きさが相まって他のスイッチにはない「押した感」があります。押し部分が赤い
このスイッチは元々「非常停止」という役割を担っているので、取付時に目立つように押し部分が赤くなっています(赤いロボットもありますが…)。またロボットに取り付けされることを想定された大きさなので、圧倒的な『自爆スイッチ』感があります。オタク皆自爆スイッチ欲しがりますよね?状態が物理的に保存される
上述の通り、このスイッチは押されているときは衝撃などの影響を受けにくい上、押されていない状態でも軽い衝撃程度なら押されることはないです。そのため、状態を保存したいときなどにも使うことができます。めっちゃ丈夫
ロボコンのシーズン中、足元に取り付けられているこれを蹴る3ことが多々あるのですが、基本的に壊れずに数年間(少なくとも3年間)は現役で問題なく活躍しています。
と、非常停止スイッチは様々な可能性を秘めたスイッチなのです。
非常停止スイッチの使用例
例えば、状態保存と押し心地を利用して目覚まし停止と有効化の切り替えを兼ねた目覚まし時計が作れます。
その他にもやっぱり赤くて押し心地がいいことから自爆スイッチにも最適ですね(?)非常停止スイッチなのでは…?
まとめ
非常停止スイッチってなんだろう…
最後に
というわけで非常停止スイッチの紹介でした。 明日はエセ賢者さんです